モロッコのこと 4

◆4月9日(木)晴れ
終日フェズ。

ベランダから見た街は朝もやがかかっていた。
朝食後ホテルのスパを予約し、早速午前中に行った。
ロッコということで、ハマムと垢擦り、マッサージのコースにした。
日本では行かないけど、外国に行った際にはその国特有の
エステやマッサージを体験してみることにしてる。
垢擦りは想像してたより痛かった。
マッサージはミントの香りのものと泥と2種やった。
洗い流すときに豪快にシャワーをかけられる。
でも終わったらすごくすっきりした。
最後にハーブティーが出た。何のハーブか忘れたけどミントではなかったのは確か。
それから垢擦りタオルをもらえた。
これがあれば日本でもゴシゴシできる!
さて、この日は終日フリー。
前日にメディナ散策をした際に、モロッコ人の怪しい勧誘がとても多かったのと、
迷路みたいな街中で、右も左もわからない状態だったので、
新市街にある公式ガイド紹介所に行くことにした。
そこで白いジュラバがお似合いの、
ロッコ人のガイドのおじさん(英語)を雇って、いざメディナへ!
この日はなんと言っても、後日砂漠で行うウェディングセレモニー用の
衣装を購入しないといけなかった。
ガイドさんに服、ターバン、靴の順にお店に連れて行ってもらった。

メディナに置かれた自転車。カゴがいい感じ。

街中には猫がいっぱい!
迷路の街を迷うことなくのっしのっしと歩いてたかっこいい猫。

途中、ディズニーもどきのへなちょこ壁画が…。

小さな窓から洗濯物が干してありました。
私のウェディング用の衣装は、全面にハンドメイドの刺繍の入った2重のタイプにした。
下のロングワンピースがにぶいピンク色で、上に着るのが赤紫色のもの。
両方ともふちが銀に彩られているので帯も銀色で合わせた。
ロッコの伝統的なものらしいけど、
私が着るとチベットか中国人の女性みたいに見える…。
ま、いいか。なんだかんだ似合ってるし。
旦那さんもお似合いのジュラバを購入。
で、次に靴のお店へ。
お店の入り口でミントの葉の束を渡される。
???
中に入ると、奥のベランダみたいなところから革染色をしているとこが見れた。
臭いを消すためにミントを配られたみたい。

映画「パフューム」で見た光景だーと思った。

美しい朱色。
一生懸命職人たちが働いています。
それを見てたら、高みの見物をしながらミントなんてかいでるのは
妙な気がしてきて、途中からミントは放棄してしまった。
ここでは黒の革のモダンなサンダル(足首にくるくるひもで結ぶタイプ)を
買いました。

昼食。色んな種類のサラダが出ます。

世界最小のパスタ、クスクス。
くすくす…名前がかわいい。

狭い路地の空を仰ぐとお花が。

車が入れないため、メディナ内は荷物を運ぶロバが行き来。
少しお疲れ気味のロバさん。

路地はこんな感じ。